受験本番で起きたキセキ!「この問題、知ってる!!」
こんにちは、現役塾講師のマサトです!
キセキ、に近いかもしれないお話をします。
※私はキセキだとは思っていませんが😅
私の塾に、Sくんという生徒がいました。
Sくんは、東京外国語大学志望の3年生。
外大を受けるだけあって、英語は得意な部類でした。
が、、、得意な英語の中にも、苦手とする分野がありました。
英作文です。
読んだり聞いたりということは高校1年生の時からテストでやってきていましたが、「書く」ということをあまりやっていませんでした。
過去問の英作文で0点をとってしまったこともあるくらい苦手でした。
外大志望で英作文ができないなんて…控えめに言って絶望的です。
でも苦手をそのままにしておくわけにはいきません。
Sくんは英作文の勉強を始めました。
英語をフレーズ単位で書けるようになったら、
次は文単位で書く練習。
短文が書けるようになったら、今度は比較的長い文を書く練習。
長い文が書けるようになったら、今度はパラグラフを書く練習…
…というように段階的に書く練習から始めました。
練習を始めて1ヶ月、徐々に英作文が描けるようになってきました。
100語、150語、200語と書く分量も増やしていきました。
外大だけでなく、一橋大学や早稲田大学などの他の大学、あとは模試からも問題を探して解いていました。
1日最低1コは英作文を書いていたので、少なく見積もっても100題以上は解いていたと思います…すごい量ですね…
そして迎えた本番、緊張の面持ちで問題を開いたSくんはびっくりしました。
「…この問題…見たことあるぞ!!!」
なんとSくん、それまでの演習で解いたことのあった問題が、第一志望の試験本番で出題されたのです!
※語数指定などは、全く同じではありませんが、テーマ自体は見たことのあるものだったそうです。
ネックだった英作文を余裕で解き終えたSくん、その分他の問題にじっくり取り組むことができました。
受験後は心の底から
「対策しておいてよかった…」
と感じたそう。
もちろん東京外国語大学には合格しました。
この話を通して、私は「キセキってすごいね」という話をしたいわけではありません。
Sくんの苦手克服のための努力がなければ、こんなことは起こり得ません。
なるべくしてなった、偶然ではないと私は思っています。
正しい努力をすればきっと実を結びます。
まずは単語帳を眺めるだけでも大丈夫!
ちょっとずつ、積み重ねていきましょう!
では👋